こんにちわ!秋も終わり冬支度に入る季節になりました。
秋季大会も、大詰めの神宮大会を迎えております。
今日の高校の部、準決勝戦第一次試合の横浜高校対東洋大姫路の一戦は、見ごたえのある一戦でした。
どちらも、高校生レベルではトップクラスにふさわしい戦いでした。
この一戦を見て特に感じたのは、延長戦にもつれ込んだ時のタイブレークからの攻撃です。
双方の投手が好投手である中で、いかにして得点をあげるのか・・・これは監督さんの考え方と
それを実行していく選手の間で、充分なシュミレーションとミーティングを重ねて置く必要が
あると思いました。
それは、攻撃に置いても、守りに置いても、全てのパターンを視野に入れて、練習で取り組んで
置く必要があります。
この夏の全国大会でも、早稲田実業の監督さんが、極端な守備陣形を実行しましたが・・・
今日の10回の裏のピンチで、横浜高校の監督さんも、レフトを三遊間に守らせ、内野をしっかり
と防御する陣形を取りました。
おっと思いましたが・・・夏の早稲田実業の陣形を見ていたので、なるほどと思えました。
皆さんもご承知のように、今年からは低反発バットを採用にした事から、攻撃陣に過去の威力が
落ちていると言われています。現実的にも、甲子園の大会中のホームランの数も激減して
おりました。
このような事から、攻撃の内容が、強硬策よりも、手堅いバント、エンドランなど、足を絡めて
進塁打を仕掛けていく攻撃が増えてきています。
タイブレークの機会は、今後も多くみられるように確実になると思います。
これらを踏まえて、野球の戦法も多種多様に考えて、いかに自チームに適した戦法を用いていくか
が必要に思います。その為に選手が一番に取り組めるのが、走力に思います。それもスピードです。
選手が今よりも、何事にも早く対応できるスピードを、意識を持ってグランド内外で身に着ける事に
思います。これからの高校野球は、接戦の試合が多くなると思います。タイブレークを含めて
高校野球の打・守・走はスピードのレベルが高いチームが強くなると思います。
昔の話を出すと笑われますが・・・昭和の平安高校は、全てにスピードがありました。
現在の龍谷大平安については、走攻守について、色々と言われておりますが・・・
選手が、一生懸命に練習に取り組んでいるのは、今も昔も変わりません。
何が違うかと言えば、何事もスピードが違うかなと、私は思います。
このセンバツ大会は、我が母校が出なくて寂しい限りですが・・・
多くの平安フアンが、今も、甲子園の土を踏み、全国大会の頂点を目指す龍谷大平安高校に
期待を掛けています!来季の夏の全国大会を目指してのスピード改革を身に着けてください。
よろしくお願い致します!!頑張れ龍谷大平安高校!!